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AI対策

ChatGPTにお店が出てこない5つの原因と、
今日からできる確認方法

公開 更新 約8分で読めますカテゴリ:AI対策

結論

ChatGPTにお店が出てこない主な原因は、①AIの巡回を止める設定になっている ②Bingに店舗情報がない・間違っている ③サイトに住所や営業時間が文字で書かれていない ④サイトとGoogleマップで情報がずれている ⑤質問に答える文章がない、の5つです。

「ChatGPTに『船橋でおすすめの〇〇は?』と聞いてみたら、うちの店が出てこなかった」——最近、こうしたご相談をいただくことが増えました。

ChatGPTにお店が出てこないのには、たいてい理由があります。この記事では、船橋のお店のサイトを実際に調べて見つかったことも交えながら、よくある5つの原因と、それぞれを今日から確認する方法をまとめます。どれも、専門の道具がなくてもスマホひとつで確かめられます。

原因1:AIの巡回を止める設定になっている

AIは、ウェブを巡回するプログラム(クローラー)を使ってサイトを読んでいます。サイトには robots.txt という「どのプログラムに読ませるか」を決めるファイルがあり、ここでAIの巡回を止めていると、AIはサイトの中身を読めません。

実際に船橋の整骨院のサイトを調べたところ、robots.txt で GPTBot(OpenAI)や Google-Extended(Google のAI用)を拒否しているサイトがありました。制作会社が「念のため」で入れていることもあり、お店の方は気づいていないことがほとんどです。

なお、ChatGPT の検索で使われるのは OAI-SearchBot という別のプログラムです。OpenAI のヘルプでも、検索の答えに出るには OAI-SearchBot を止めないことが案内されています。GPTBot は主にAIの学習用なので、止めるかどうかはお店の考え方しだいですが、OAI-SearchBot まで止めていると、検索の答えには出にくくなります。

確認方法:ブラウザで「お店のサイトのアドレス/robots.txt」(例:https://example.com/robots.txt)を開き、「OAI-SearchBot」「GPTBot」「Google-Extended」の名前の下に「Disallow: /」と書かれていないかを見ます。ファイルが見つからない場合は、止めていない状態です。
また、サーバー側の設定(Cloudflare などの「AIボットをブロック」機能)で止まっていることもあります。こちらは robots.txt を見ても分からないので、サイトの管理者に確認しましょう。

原因2:Bingに店舗情報がない・間違っている

ChatGPT は Google マップを直接は見ておらず、Bing などの検索結果をもとに答えていると言われています。そのため、Bing にお店の情報がない、または間違っていると、ChatGPT にも正しく伝わりにくくなります。

Bing には、お店が登録していなくても自動で作られた店舗情報があることがあります。実際に調べた船橋のお店では、Bing の店舗情報の住所が 「Funabashi, Chiba」だけで、番地がない例がありました。これでは、AIは「船橋のどこにあるお店か」を判断できません。

確認方法:Bing マップでお店の名前を検索し、店名・住所(番地まで)・電話番号・営業時間・業種が正しいかを見ます。情報がない、または間違っている場合は、Bing Places(Bing版のお店の登録)で登録・修正できます。

原因3:住所や営業時間が文字で書かれていない

お店のサイトで、住所や営業時間、メニューの料金を画像(チラシの写真など)だけで載せていることはありませんか。人の目には読めても、AIにとっては文字として読み取りにくい情報です。

あわせて、サイトの裏側に「構造化データ」という形でお店の情報(店名・住所・電話・営業時間)を書いておくと、AIや検索エンジンがより正確に読み取れるようになります。

確認方法:スマホでサイトを開き、住所や営業時間の文字を長押ししてみます。文字として選択できれば大丈夫です。選択できない場合は画像になっています。

原因4:サイトとGoogleマップで情報がずれている

サイトには「火曜定休」、Google マップには「水曜定休」、口コミサイトには昔の電話番号——このように場所によって情報がずれていると、AIはどれを信じてよいか迷います。その結果、古い情報が答えに出たり、お店自体が紹介されにくくなったりします。

店名の書き方も大切です。「〇〇整骨院」と「〇〇接骨院 船橋院」のように表記がばらばらだと、別のお店だと思われることもあります。

確認方法:自分のサイト・Google マップ・Bing マップ・よく使われる口コミサイトの4か所で、店名・住所・電話番号・営業時間・定休日を書き出して並べてみます。1文字でも違うところがあれば、そろえましょう。

原因5:質問に答える文章がない

AIは、お客様の質問に答える文章を探しています。「駐車場はありますか」「予約は必要ですか」「料金はいくらですか」といったよくある質問への答えがサイトにないと、AIはお店を紹介する材料を見つけられません。

もうひとつ気をつけたいのが、どこにでもある文章です。実際に調べたところ、同じグループの2つの院で、症状の説明ページの文章がまったく同じだった例がありました。同じ文章が複数のサイトにあると、どちらのお店の情報としても使われにくくなります。お店ならではの説明(どんな方が多いか、どう対応しているか)を、自分の言葉で書くことが大切です。

確認方法:お客様から電話や来店時によく聞かれる質問を5つ書き出し、その答えがサイトのどこかに文章で書かれているかを確認します。書き方のコツは ChatGPTに引用されるサイトの3つの共通点 にまとめています。

自分で確認する方法(ChatGPTに聞く質問の例)

原因を直す前と後で、ChatGPT にどう出ているかを確かめておくと、変化が分かりやすくなります。次のような質問をしてみましょう。

  • 「船橋で〇〇(業種)のおすすめを教えて」
  • 「船橋駅の近くで、〇〇(お店の強み。例:土曜も開いている整体)はある?」
  • 「〇〇(店名)の営業時間と定休日は?」
  • 「〇〇(店名)について教えて。出典も付けて」

確認するときのポイントは3つです。

  • 検索をオンにする(答えにリンクが付く状態にする)
  • ログアウトした状態か、シークレットウィンドウで聞く(それまでの会話の影響を減らすため)
  • 日をあけて何度か聞く(AIの答えは毎回変わるため、1回の結果で判断しない)

答えに付いている出典のリンクも見てみましょう。どのサイトの情報が使われているかが分かると、どこを直せばよいかが見えてきます。Gemini と ChatGPT で答えが違う理由は GeminiとChatGPTでお店の出方が違うのはなぜ? で解説しています。

Linplanの場合:ここで紹介した5つの原因を、ChatGPT・Gemini・Bing・Google マップで調べ、結果を一覧にしてお渡しする無料のAI検索診断を行っています。他社で作ったサイトや WordPress のサイトにも対応します。

よくある質問

ChatGPTの答えに間違った情報が出ます。直してもらえますか?

ChatGPTの答えを直接書き換えることはできません。答えの元になっているサイト・Bing・口コミサイトの情報を正しくそろえることで、正しい答えに近づけていきます。

robots.txtが見つからない場合はどうなりますか?

ファイルがない場合は、AIを含むすべての巡回プログラムに読ませる状態です。ただし、サーバー側の設定でAIの巡回を止めていることもあるため、気になる場合はサイトの管理者に確認しましょう。

原因を直したら、すぐにChatGPTに出るようになりますか?

すぐとは限りません。Bingへの登録やサイトの設定は数日〜数週間で反映されますが、AIの答えに表れるまでは数週間〜数か月かかることがあります。また、AIの答えは毎回変わるため、出ることを約束できるものではありません。

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