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しくみ・基礎

wwwあり・なし、どっちがいい?
ホームページのURLの違いと決め方

公開 更新 約6分で読めますカテゴリ:しくみ・基礎

先に結論

wwwあり・なしで、検索順位やお店の評価に差はありません。大事なのは、どちらか1つに決めて、もう一方のURLからは自動で移動(301リダイレクト)させることです。
迷ったら、これから作る小さなサイトはwwwなしがおすすめです。短くて名刺やチラシに書きやすいからです。

「ホームページのURLって、wwwを付けたほうがいいんですか?」——制作のご相談で、よく聞かれる質問です。

結論から言うと、どちらでも大丈夫です。ただし、設定を間違えると、同じホームページが2つあるように見えてしまうことがあります。この記事では、違いと決め方を、Linplan自身の設定を例に説明します。

そもそも「www」って何?

www.linplan.jp の「www」は、linplan.jp というドメインの中に作られたサブドメインの1つです。サブドメインは、住所でいえば「建物の中の部屋番号」のようなものです。

昔は「ここはホームページ(World Wide Web)用のサーバーです」と分かるように、wwwを付けるのが習慣でした。メール用のサーバーなど、ほかの用途のサーバーと名前で分けていた名残です。

今は、付けても付けなくても、ホームページとして問題なく使えます。

wwwあり・なしの違い(一覧表)

比べることwwwなし(linplan.jp)wwwあり(www.linplan.jp)
見た目短くて覚えやすい「ホームページのURLだ」と一目で分かる
検索順位差はない差はない
DNSの設定
(ドメインとサーバーをつなぐ設定)
CNAMEという方式が使えず、Aレコード(IPアドレスを直接指定)などで設定するCNAMEが使えるので、サーバーの引っ越しや配信サービス(CDN)の切り替えがしやすい
クッキードメイン全体に効くクッキーを使うと、サブドメインにも送られることがあるホームページ用とほかの用途を分けやすい
向いているサイトお店・中小企業・個人のサイト大きな会社のサイト、サブドメインをたくさん使うサービス

DNSとクッキーの違いは、大きなサイトやシステムでは気にすることがありますが、お店や中小企業のホームページでは、ほぼ困ることはありません。

DNSの仕組みは「ホームページが表示されるまでの仕組み」で詳しく説明しています。

一番大事なのは「1つにそろえる」こと

wwwありとwwwなしは、Googleから見ると別のURLです。両方で同じページが表示される状態のままだと、次のようなことが起きます。

  1. 評価が2つに分かれる
    リンクや評価がwwwあり・なしにバラバラに付き、本来の力が出にくくなります。
  2. アクセス解析の数字が分かれる
    同じページなのに、別々に数えられることがあります。
  3. 片方だけエラーになる
    片方にだけSSL(https)の証明書がないと、ブラウザに「安全ではありません」と表示されます。

対策は、どちらかを正式なURLに決めて、もう一方からは301リダイレクトをかけることです。301リダイレクトは、「このページは引っ越しました」と伝えて、新しいURLへ自動で移動させる設定です。

Googleも、同じページに複数のURLでアクセスできる場合は、1つを正式なURLに決めるよう案内しています。リダイレクトは「強い合図」、canonical(正式なURLをページの中で伝えるタグ)も「強い合図」、サイトマップは「弱い合図」とされていて、組み合わせるとより確実です(出典:Google 検索セントラル「重複した URL を統合する」)。

実例:linplan.jpの設定

このサイト(linplan.jp)は、wwwなしの https://linplan.jp/ を正式なURLにしています。ほかのURLで開いたときの動きは、次のとおりです(2026年11月3日に確認)。

入力したURLどうなるか
https://linplan.jpそのまま表示(正式なURL)
https://www.linplan.jphttps://linplan.jp/ へ自動で移動(301)
http://linplan.jphttps://linplan.jp/ へ自動で移動(301)
http://www.linplan.jphttps://linplan.jp/ へ自動で移動(301)

DNSは、linplan.jp を GitHub Pages(このサイトを置いているサービス)のIPアドレス4つへのAレコード、www.linplan.jp を chihirotsuboyama.github.io へのCNAMEで設定しています。

GitHub Pagesでは、wwwなしとwwwありの両方をDNSに設定しておくと、自動でもう一方へリダイレクトしてくれます。GitHubも、wwwなしを使う場合はwwwありも設定しておくことをすすめています(出典:GitHub Docs「Managing a custom domain for your GitHub Pages site」)。

あわせて、各ページの canonical も wwwなしのURLで書いています。たとえばトップページには、次の1行が入っています。

<link rel="canonical" href="https://linplan.jp/">

Linplanはお店や中小企業のサイトが中心なので、短くて名刺に書きやすいwwwなしを選びました。

自分のサイトを確認する方法

ブラウザがあれば、1分ほどで確認できます。

  1. ブラウザで、wwwありとwwwなしの両方のURLを入力して開く
  2. アドレスバーが、どちらか1つのURLに変わればそろっています
  3. 両方とも、入力したURLのまま表示される → そろっていません(要注意)
  4. 片方だけエラーになる → 設定漏れです(要注意)
詳しい人向け:ターミナルで curl -I https://www.example.com を実行し、1行目の「301」と「location:」の行(移動先のURL)を見ると確実です。
Googleサーチコンソールを使っている場合は、「ドメイン プロパティ」で登録すると、wwwあり・なし、http・httpsをまとめて見られます。

どっちにする?決め方

こんな場合おすすめ
これから新しく作る、お店・中小企業・個人のサイトwwwなし
すでにwwwありで長く運用していて、名刺やチラシにも印刷しているwwwありのまま(変えない)
大きな会社のサイトで、サブドメインを多く使う・CDNを使うwwwあり
迷う今のURLのまま、もう一方からリダイレクトをかける

決めることより、決めたあとに1つにそろえることのほうが大事です。

途中で変えるときの注意

今のURLから、wwwあり・なしを切り替える場合は、次の点を確認しましょう。

  • □ 古いURLから新しいURLへ、全ページに301リダイレクトをかける
  • □ 各ページの canonical を新しいURLに書き換える
  • □ サイトマップ(sitemap.xml)のURLを書き換える
  • □ サーチコンソールで新しいURLを確認する
    ドメイン プロパティで登録していれば、設定はそのままで大丈夫です。
  • □ Googleマップ(Googleビジネスプロフィール)・Instagram・ポータルサイトに載せているURLを書き換える
  • □ 名刺・チラシは急いで刷り直さなくてよい
    リダイレクトがかかっていれば、古いURLからでも新しいページが開きます。

お店の情報は、どこを見ても同じであることが、検索やAI検索で正しく紹介されるための基本です。URLもその1つです。ChatGPTやGeminiでの見え方が気になる方は、船橋のAI対策のページもご覧ください。

まとめ

  • wwwあり・なしで、検索順位に差はない
  • 大事なのは、1つにそろえて、もう一方を301リダイレクトすること
  • 迷ったら、新しく作るサイトはwwwなし。今あるサイトは今のまま

よくある質問

wwwを付けたほうが、検索で上に出ますか?

いいえ、wwwのあり・なしで検索順位は変わりません。どちらか1つにそろえて、もう一方からリダイレクトしていれば問題ありません。

名刺にwwwありのURLを印刷してしまいました。直したほうがいいですか?

wwwありからwwwなしへ自動で移動するように設定されていれば、そのままで大丈夫です。お手持ちの名刺がなくなったタイミングで直せば十分です。

自分のサイトがそろっているか、どうやって確認できますか?

ブラウザでwwwあり・なしの両方を入力してみてください。どちらもアドレスバーが同じURLに変われば、そろっています。

httpとhttpsも同じように考えればいいですか?

はい。httpで開いたときも、httpsの正式なURLへ自動で移動するのが正しい設定です。今はhttpsが標準なので、httpsにそろえてください。

URLがそろっているか、確認します

「うちのサイトはそろっている?」と気になったら、URLを送っていただくだけで確認します。
AI検索での見え方の診断も無料です。

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